【必見!】ピラティス初心者がきついと感じる理由と対策
ピラティスを始めたばかりの初心者の方が「きつい」と感じることはよくあります。
しかしその原因を理解し、適切な対策を取ることで、無理なくピラティスを続けることが可能です。
本記事では「ピラティス初心者がきついと感じる理由とその解決策」について解説します。
記事を読むことで、初心者でも安心してピラティスを楽しめるようになります。
ぜひ確認して、楽しくピラティスを継続してくださいね。
ピラティス初心者がきついと感じる理由
ピラティスは一見、穏やかな動きに見えるかもしれませんが、その効果は身体の深層部にまで及びます。
そのため、初心者が「きつい」と感じる理由にはいくつかの要因があります。
体幹の筋力不足
ピラティスは体幹の筋肉を多く使うエクササイズであるため、体幹の筋力が不足していると、きついと感じることが多いです。
体幹の筋肉が弱い場合、姿勢を保つために他の筋肉が過度に働いてしまい、ピラティスの基本のポーズを取るだけでも疲労を感じることがあります。
さらにポーズを取る際に身体がぐらつきやすくなり、姿勢を整えようとすることで、余計に疲れてしまいます。
現代人の多くが体幹の筋力不足であると言われているため、ピラティス初心者はポーズを取るだけでも難しさを感じるでしょう。
呼吸法が難しい
ピラティスの効果を最大限に引き出すためには、正しい呼吸法を身につけることが重要です。
ピラティスでの呼吸法は「胸式呼吸」となりますが、初心者にとってこの呼吸法は難しく感じられます。
胸式呼吸が習慣化されていないと、動きが制限されて「きつい」と感じる要因となるでしょう。
フォームの維持が難しい
ピラティスでは、正しいフォームを維持すると十分な効果を発揮します。
しかし初心者はそのフォームを保つことが難しく、身体に負担がかかりやすいです。
特に体幹を安定させながら手足を動かす動作では、バランスが崩れやすく、きつさを感じます。
フォームが崩れると筋肉に負担がかかり、効果が減少するだけでなく怪我のリスクも高まります。
柔軟性が不足している
ピラティスの動作には、柔軟性が必要です。
柔軟性が不足していると、ピラティスのポーズを十分に取れず、トレーニングがきついと感じる原因になります。
例えば太ももや背中の筋肉が硬いとピラティスの動きが制限され、身体に無理な力がかかることが多いです。
柔軟性は筋肉をスムーズに動かすために必要な要素であり、これが不足していると動作がぎこちなくなります。
無理な動きや過度な期待
初心者は早く成果を出したいという思いから、つい無理をしがちです。
過度な期待や無理な動きを続けることで、身体に過剰な負担がかかり「きつい」と感じます。
特に初めて挑戦するポーズで無理をすると筋肉が緊張し、かえって動きが制限されることが多いです。
ピラティスは「継続する」ことで、結果が出ることを忘れずにエクササイズに取り組みましょう。
きついと感じる理由に対する解決策
では、ピラティスを「きつい」と感じたときの対策について見ていきましょう。
正しいアプローチを取ることで、ピラティスの効果を最大限に引き出すことができます。
体幹を鍛える基礎トレーニング
体幹を鍛えるための簡単なエクササイズを取り入れることで、ピラティスのきつさを軽減できます。
例えばプランク(前腕とつま先で身体を支え、体幹をまっすぐに保つエクササイズ)やお尻上げなどの体幹トレーニングは、ピラティスの準備運動として最適です。
これらのトレーニングは体幹の筋力を強化し、ピラティスで必要な安定性を向上させます。
初心者向けの体幹トレーニングを日常に取り入れることで、徐々に身体がピラティスに慣れていくでしょう。
正しい呼吸法を習得する
呼吸法を意識することで動きがスムーズになり、きつさを感じにくくなります。
ピラティスの基本的な胸式呼吸を身につけるためには、息を吸うときに肋骨を広げ、吐くときに腹部を引き締めることがポイントです。
初心者はまずこの呼吸法を意識しながら動作を行うことで、呼吸と動作が連動し、エクササイズが楽になります。
正しい呼吸法を習得することで筋肉へ酸素が行き渡り、疲労感も軽減されます。
正しいフォームを学ぶ
インストラクターの指導を受けたり、鏡を使ってフォームを確認したりすることで、正しい姿勢を身につけられます。
正しいフォームを保ったトレーニングは筋肉への負担を減らし、エクササイズの効果を高めるでしょう。
特に初心者はピラティス専用のスタジオでインストラクターの指導を受けることで、自信を持ってエクササイズに取り組めます。
柔軟性を高めるストレッチ
柔軟性を高めるストレッチを取り入れることで、ピラティスの動きをよりスムーズに行えます。
例えば太ももや背中の筋肉を柔らかくするストレッチを行うことで、エクササイズ中の動きが楽になります。
また柔軟性の向上は動作をスムーズにするだけでなく、怪我の予防にもつながります。
自分のペースで進める
ピラティスは継続することで効果を発揮するエクササイズですので、無理なく続けられることが最も重要です。
初めは簡単な動作から始め、少しずつ難易度を上げることで身体がピラティスの動きに順応します。
自分のペースを守ることで、身体に無理なくエクササイズを続けられ、結果的に効果を実感しやすくなります。
ピラティスを楽しく続けるためのコツ
ピラティスを続けるためには、楽しく取り組むことが大切です。
以下のコツを参考にして、長く続けられるピラティス習慣を身につけましょう。
モチベーションを保つ方法
小さな目標を設定し、達成感を味わいながら続けることでモチベーションを保てます。
例えば「1週間に1回は必ずピラティスをする」といった具体的な目標を立て、それを達成することで自信がつきます。
定期的に進捗を確認し、達成した成果を喜ぶことで、さらなるモチベーションアップにつながります。
マシンピラティスでトレーニングする
マシンピラティスは、専用の機器を使うことで効果的に身体を鍛えられるエクササイズです。
リフォーマーなどのマシンは身体を正しい位置にサポートしながら負荷を調整できるため、初心者でも無理なくトレーニングができます。
特に筋肉の深層部を狙ったトレーニングが可能で、柔軟性と体幹の強化に効果的です。
マシンを使うことでピラティスの動きがより正確になり、効果が一層引き出されるため楽しく続けられるでしょう。
お気に入りの音楽をかける
自分の好きな音楽をかけながらピラティスをすることで、楽しさが増し、きつさを感じにくくなります。
音楽はリズム感を与え、動きにメリハリをつける効果があります。
お気に入りのプレイリストを作って、リラックスしながらエクササイズを楽しみましょう。
まとめ
ピラティス初心者が「きつい」と感じる理由は、体幹の筋力不足や呼吸法、フォームの難しさなどが主な原因です。
しかしこれらの課題に対する適切な対策を取ることで、無理なくピラティスを続けられます。
自分のペースで楽しみながら続けることが、最も重要です。
ピラティスを続けることで、健康的な身体を手に入れましょう。
執筆者情報
上田翔太(アゲタショウタ)
国家資格:理学療法士を保有。
高知県内にてピラティススタジオ・パーソナルジム2店舗運営している。
健康〜美容目的の方まで年間2000件以上のパーソナルレッスンを実施している。