ピラティスとストレッチの違いは?効率よく身体をケアしよう
「ピラティスとストレッチって何が違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実際にどちらも身体を整えるためのエクササイズですが、それぞれ目的や効果に違いがあります。
本記事ではピラティスとストレッチの違いを解説し、それぞれをどう活用すれば効率よく身体をケアできるかを紹介します。
自分に合った方法を見つけ、日々の生活に取り入れていきましょう。
ピラティスとストレッチ、効果の違いは?
ピラティスとストレッチはどちらも身体を整えるために有効なエクササイズですが、目的や効果には明確な違いがあります。
両者の違いを理解することで、自分に最適な方法を選んで効果的なボディメンテナンスができるようになります。
ストレッチの効果
ストレッチは筋肉を柔らかくし、可動域を広げることが主な目的です。
デスクワークや運動不足で硬くなった筋肉をほぐし、怪我の予防や疲労回復を助けます。
またストレッチは、リラクゼーション効果もあり、精神的な緊張を和らげるのにも役立ちます。
日常の中で簡単に取り入れやすい点も、ストレッチの魅力の一つです。
ピラティスの効果
ピラティスはインナーマッスルを意識して動かすことで、姿勢の改善や身体全体のバランスを整える効果があります。
深い呼吸と連動した動きで心身の集中力が高まり、筋肉に酸素が行き渡ることで柔軟性も向上します。
ゆっくりした動きでバランス感覚を養い、全身を整え、姿勢改善や疲れにくい身体を作る点がピラティスの魅力です。
どちらを選ぶべきか?目的に応じた選び方
ピラティスとストレッチ、効果を理解した上で「どちらを選べばいいの?」と迷っていませんか?
本章では、それぞれ向いている人を解説します。
ピラティスが向いている人
もし姿勢を改善したい、体幹を鍛えたいと思っているなら、ピラティスがおすすめです。
特に日常生活で姿勢が崩れがちだったり、デスクワークによる腰痛や肩こりが気になったりしている方には、ピラティスが十分効果を発揮します。
ゆっくりと動きをコントロールしながら進めるため、運動が苦手な方や初心者でも無理なく始められます。
体幹をしっかり鍛えることで引き締まったスタイルが手に入り、長く体型をキープしやすくなるでしょう。
ストレッチが向いている人
一方身体の柔軟性を高めたい、筋肉のこわばりを解消したいという方にはストレッチが向いています。
運動不足やデスクワークによって筋肉が硬くなっている場合、ストレッチを取り入れることで可動域を広げ、身体の疲労感を和らげます。
またストレッチはリラクゼーション効果も高いため、精神的なリフレッシュを求めている方にもおすすめです。
普段から運動をしていない方でも気軽に取り組める点が、ストレッチの魅力です。
ピラティスとストレッチ、併用がおすすめ
ピラティスとストレッチの両方を取り入れることで、相乗効果が得られます。
ピラティスで体幹を強化し姿勢を改善する一方、ストレッチで筋肉の柔軟性を高め、疲労を回復させられます。
やる順番として、まずストレッチで筋肉をほぐし、身体全体をリラックスさせましょう。
その後ピラティスを行うことで、柔軟性が増した筋肉を効率よく使いながら、体幹を鍛えられます。
この順番で行うことで、怪我の予防やエクササイズ効果を最大限に引き出せるでしょう。
マシンピラティスの体験レッスンに行ってみよう
ピラティスとストレッチの違いを理解したら、ぜひ一度マシンピラティスの体験レッスンに参加してみてください。
専用の器具を使うと、体幹を鍛える動きをしっかりサポートしてくれるので、自然と正しいフォームでエクササイズができます。
例えばリフォーマーというマシンは、自分の筋力や柔軟性に合わせて負荷を調整できるため、無理なく体幹を鍛えられます。
さらに、専門知識を持ったインストラクターが個々に合わせた指導をするため、初心者でも無理なく続けられるでしょう。
まとめ
ピラティスとストレッチはそれぞれ異なる効果を持つエクササイズですが、併用することで身体全体のバランスを整えながら身体をケアすることが可能です。
ピラティスは体幹の強化や姿勢改善に優れ、ストレッチは筋肉の柔軟性を高め、疲労回復を促進します。
この二つを組み合わせて日々の生活に取り入れることで、デスクワークによる身体の不調を解消し、引き締まった健康的な身体を手に入れられるでしょう。
ピラティスに興味がある方は、まずは体験レッスンに参加して、自分に合った方法でを始めてみてくださいね。
執筆者情報
上田翔太(アゲタショウタ)
国家資格:理学療法士を保有。
高知県内にてピラティススタジオ・パーソナルジム2店舗運営している。
健康〜美容目的の方まで年間2000件以上のパーソナルレッスンを実施している。