ピラティスは柔軟性なくてもできる!初心者が取り組めるエクササイズも紹介
「身体は硬いけど、ピラティスできるの?」
そう感じている方も多いかもしれませんが、実はピラティスは身体が硬くても無理なく始められるエクササイズです。
デスクワーク中心の生活で身体が硬くなったり、お腹周りや太もものたるみが気になることがありますよね。
そんな運動不足や筋肉の緊張に悩んでいる方にこそ、ピラティスは最適です。
本記事では、ピラティスが柔軟性に与える効果や初心者でも安心して取り組めるポイントを解説します。
運動不足を解消し、理想の身体を目指しましょう!
柔軟性がなくてもピラティスはできるの?
「柔軟性がないからピラティスは難しいのでは?」と心配する方もいますが、柔軟性がなくても問題ありません。
ピラティスは、もともとリハビリを目的として開発されたエクササイズで、初心者や身体が硬い方でも安心して取り組めるように作られています。
ゆっくりとした動作と呼吸法で筋肉を徐々にほぐし、関節の可動域を広げていくため、無理なく進められます。
ピラティスは柔軟性を向上させる最適なエクササイズ
ピラティスでは、全身の筋肉をバランスよく鍛えることで、インナーマッスルが強化されます。
インナーマッスルは、姿勢を支えたり身体を安定させたりする役割を持っており、これがしっかり働くことで、筋肉や関節の柔軟性が自然と高まります。
筋力がつくことで筋肉の固さがほぐれ、身体がより伸びやすくなるのです。
そのためピラティスは柔軟性と筋力をバランスよく向上させ、しなやかで強い身体づくりに効果を発揮します。
自宅でできるピラティスのおすすめ柔軟性向上エクササイズ
ピラティスはスタジオでのレッスンだけでなく、自宅でも手軽に行えるエクササイズが豊富です。
ここでは、自宅でできる柔軟性を高めるピラティスのおすすめエクササイズを2つご紹介します。
ダウンドッグ
ダウンドッグは全身のストレッチ効果が高く、特に背中や太ももの柔軟性を向上させるエクササイズです。
全身の筋肉をしっかり伸ばしながら体幹も鍛えられます。
- 四つん這いの姿勢からスタートし、手は肩幅、膝は腰幅に開く
- 息を吐きながら両膝を伸ばし、かかとを床に押し下げるようにしてお尻を天井に持ち上げる
- 両腕はしっかりと前に伸ばし、背中を伸ばすことを意識する
- 頭は腕の間にリラックスさせ、目線は床に向ける
- 身体全体で逆V字型を作るようにし、かかとは床に着かなくても、できる限り伸ばす
- この姿勢をキープして深呼吸を数回行い、ゆっくりと元の姿勢に戻る
無理にかかとを床につけようとせず、太もも裏と背中がしっかり伸びる感覚を大切にします。
お尻を天井に持ち上げるときは、背中が丸まらないように意識しましょう。
スパインツイスト
スパインツイストは腰や背中の柔軟性を高めながら、体幹の筋力も強化するエクササイズです。
- 床に座り、背筋を伸ばして脚を伸ばす
- 両腕を肩の高さで左右に広げ、息を吸いながら背筋をさらに伸ばす
- 息を吐きながら、上半身をゆっくりと右にツイストし、腰から背骨までを意識して捻る
- 息を吸いながら正面に戻り、反対側も同様に行う
このエクササイズは背中や腰の筋肉をほぐしながら体幹を鍛えるため、腰痛の予防にも効果的です。
無理なくできる範囲でツイストをすることがポイントです。
初心者がピラティスをするならマシンピラティスがおすすめ
ピラティスを始めるにあたって、特におすすめなのがマシンピラティスです。
マシンピラティスはリフォーマーやキャデラック、チェアといった専用の器具を使って行うエクササイズで、初心者でも安全かつ効果的にエクササイズを行えます。
マシンピラティスの特徴とメリット
マシンピラティスの最大のメリットは、器具を使うことで正しいフォームを維持しやすい点です。
リフォーマーは可動式の台とバネを組み合わせた構造で、エクササイズ中に身体をサポートしながら負荷を調整できます。
これにより、初心者でも無理なく柔軟性を高めながら体幹を鍛えられます。
また器具がサポートすることで、特定の筋肉に負担をかけることなく、全身をバランスよく使うことが可能です。
継続しやすい環境を提供
マシンピラティスは様々なエクササイズバリエーションが豊富で、飽きることなく続けられる点も魅力です。
スタジオでの指導のもと定期的にトレーニングを行うことで、柔軟性や体幹が徐々に強化され、体型の変化を実感できるでしょう。
初心者でも無理なく続けられるため、運動に自信がない方にもおすすめです。
まとめ
ピラティスは柔軟性を高め、体幹を鍛えるのに最適なエクササイズです。
デスクワークによる運動不足や体型の変化に悩む方は、ピラティスを取り入れることで、身体全体のバランスを整え、柔軟性のあるしなやかなボディラインを手に入れることができます。
まずは体験レッスンに参加し、ピラティスの魅力を体感してみましょう。
執筆者情報
上田翔太(アゲタショウタ)
国家資格:理学療法士を保有。
高知県内にてピラティススタジオ・パーソナルジム2店舗運営している。
健康〜美容目的の方まで年間2000件以上のパーソナルレッスンを実施している。